メディア事業、Webコンサルティング事業、インターネット広告事業を展開している株式会社アトラクトエージェント。同社が運営する一括見積もり比較サイト『時計査定の窓口』、『バッグ査定の窓口』、『宝石査定の窓口』などは、今の社会の何を問題と考えて生まれたのか。何を実現したいと考えていらっしゃるのか。同社代表である安岡尚和氏にお話をうかがいました。

株式会社アトラクトエージェントについて

――はじめに、アトラクトエージェントについて教えてください

アトラクトエージェントは、インターネットメディア事業を軸に、WEBコンサルティング事業、インターネット広告事業を展開している会社です。社名の由来は「誰もが知っている、人々を惹きつけるようなインターネットサービスを作っていきたい」という思いによるものです。過去のものに固執せず、常に新しいものを生み出すことに挑戦し、各業界で無くてはならない必要不可欠なサービスを創っていきたいと考えています。

現在、インターネットメディア事業として、一括見積もり比較サイト『時計査定の窓口』、『バッグ査定の窓口』、『宝石査定の窓口』など、5つのサイトを運営しています。時計、バッグ、宝石、貴金属、お酒、骨董品…、こういったものをジャンルごとに見積もりしているサイトは他にありません。買取系の総合ポータルサイトなら他にもあるのですが、ハイブランド品の査定依頼数は圧倒的にウチが多いと思います。

一括見積もり比較サイトの場合、1つの査定依頼に対して手数料をいただく仕組みなのですが、クライアントとしては、ロレックスとG-SHOCKの査定依頼に同じ金額の手数料を払いたくないもの。でもウチのように、ハイブランド品に限定したサイトではそんなことは起きないため、重宝されているという一面があります。
 

ビジョン経営に向けて

画像: ビジョン経営に向けて

――仕事をする上で、大切に考えられていることは何ですか?

「不透明なものを透明にしていく」ということでしょうか。お墓だったり、お葬式だったり、一般的にどれぐらいお金がかかるのか分からないもの、料金体系が不透明なものって、世の中にはまだまだたくさんあると思っています。

買取価格もそうですよね。査定してもらって出された金額が本当に妥当なのか。このあたりって、素人は専門家の言うことに従うしかない一面があると思うんです。そんなこと、私はおかしいと思っています。ちゃんと相場感が分かって、しっかり適正価格で売却ができる・買物ができるというところが、一括見積もりサイトのあるべき姿ではないでしょうか。

消費者が相場のわからないものほど買取業界は儲かるんですよ。安く買って、高く売ることができますから。でも今の時代、そういったブラックボックスのある分野は、お客様から支持されないと思います。商品を持ち込むお客様だって、相場観が分かって買い取ってもらえるサービスの方が、安心できるから何度も利用していただけると思うんですね。

そういった意味で、透明化することによって、この分野を盛り上げていきたいと考えています。この姿勢を貫いていくことで、社会へ良いインパクトを与えられたらいいですね。
 

――ビジョンについて、教えてください

『世の中を代表するインターネットサービスを創る』です。

「世の中を代表する」というのは、
誰もが本当に知っているサービスを作りたいっていう思いですね。単純にちょっと有名になりたいとかそういうのもありますし、 自分の知っている人が自分の作ったサービスを使ってくれていたら嬉しいじゃないですか。そういう体験をしたい。そういう組織を作りたい。そんな思いがここには込められています。

「時流起こしたい」という思いもずっとありますね。時流というのは、時代の流れと言うか、 時代の波みたいなものに乗るのではなく、自分たちがその波を作りたいということです。

例えば、銀座って土地が高いじゃないですか。何で高いのかというと、最初にここはこれだけの価値がある土地だ、と決めた人がいて、それによって「そういうものなんだ」とみんなが思ってどんどん価値が上がっていったと思うんです。この最初の一手を自分たちで作りたいんです。そのためには、常識にとらわれずに、「こういう社会になったらいいのに」という思いを貫いてやっていきたいと思っています。
 

このビジョンに行きつくまで

画像: このビジョンに行きつくまで

―― ビジョンには、どのようにして行き着いたのでしょうか?

ナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』という本に、学生時代、大きな影響を受けました。実は、もともと起業に興味があったわけではないんですよ。

最初は、小さい頃から野球をやっていた関係で、ずっと野球に関われる仕事として教員になりたいと思っていて、教職の道を目指していました。すると分かってきたのは、教職という仕事って、結構閉鎖的な環境ということ。大学を卒業して、また学校という環境に入って、学校という世界しか生きたことがないため、「常識外れない人が多いらしい」といった話を聞くわけです。例えば社会人になって、10年後に一般企業に就職した同級生たちと再会した時、一人だけ話が幼い、一般常識とかけ離れている、「そんな大人にはなりたくないなぁ」と思うようになりました。

そんな時に、友人から「起業サークルがあるから来てみない?」と誘われまして。「こういう環境に入ったら、ちょっとは成長できるんじゃないか」と思って、軽い気持ちで参加しました。そこでは、経営コンサル会社の人の講演を聞いたり、起業するためにはどうすればいいかとか、どういうビジネスがいいかとか、みんなでゲーム感覚でいろいろ考えたりして、楽しかったんですよ。

その時にいろいろな本を紹介してもらって、『思考は現実化する』と出会いました。なりたい自分でどんなだろう。自分は何がしたいのだろう。そういうことを考えるきっかけになりました。
 

――卒業後、一般企業に就職されたのですか?

いいえ、私の時は就職氷河期で、なかなか一般企業に就職することが難しかったため、一度、教員の道に進むことにしたのです。千葉県の学校で数学の先生をやっていました。そこで、学生時代に感じていた不安が的中したというか、教育現場のリアルを知ります。

熱意を持って仕事に取り組んでいる人が少ないんですね。でも、それは仕方がないことなんです。良い授業しても、悪い授業しても、みんな給与が一定なんですよ。必ず上がっていくんです。だから、向上心のある人が少なくなってしまう。私は、こういう環境に合わないと痛感して、結局1年で教職をやめました。

その後、せっかくの機会だから若いうちに海外に行っておこうと、ワーキングホリデーでオーストラリアへ。1年間、海外生活を堪能しました。

教職に就いたことで、なりたくない人生がはっきりし、実現したい人生というものが分かってきました。社会人になってからの2年間を無為に過ごしてきたため、自分を鍛え直したいという思いもあって、厳しい環境に身を置きたいと、あるベンチャー企業に就職しました。

「周囲に遅れをとっている」というコンプレックスがあったのか、とにかく必死に働きました。毎日午前3時ぐらいまでやっていて、土曜日曜も関係なく働いて、これぐらいやっておけば周りに勝てるんじゃないかっていう、漠然とそういう思いがあったんですよ。今考えれば、中身のある努力ではなかったと思います。でも意味はあって、頑張っていると社長に気に入られるわけですよ。それで、ある事業を任されることになりました。

それが、リフォームの比較サイトです。僕が一人で立ち上げました。名前とか、料金体系とか、マネタイズとかも、全部考えて僕のやり方で全てやりました。そうしたらちゃんと立ち上がって、1年後には黒字化することができたんです。この経験を活かして他のサイトもどんどん立ち上げまして。25・26歳の時ですね。グループ会社の社長をやらせていただくことになりました。

社長になったことで、他の会社の社長の方々とのお付き合いの機会が多くなり、タワーマンションの上層階での生活を知ってしまったり、いろいろなお話をさせていただくうちに、私自身の視座が上がってきました。ただ、雇われ社長という一面があったため、肩書きに比べて給与額がとても低かったんですね。そのような中で、だんだん「独立して自分でやってみようか」という気持ちが高まっていきました。なりたい自分、やりたい仕事が、明確になってきたと言えるかもしれません。

自分で新しい会社を立ち上げるのだとしたら、何を大切にしなければならないのか。そう考えた時に、自分の成功体験を振り返って、『世の中を代表するインターネットサービスを創る』というところに行き着いたのだと思います。
 

ビジョンのさらなる実現に向けて

画像: ビジョンのさらなる実現に向けて

――最後に、これからの展望について教えてください

1つ目は、株式上場ですね。2~3年後には監査を入れるぐらいの感じで、2年後には経常利益2億円を出しているようにしたいですね。そのための課題としては、買取をしてくださるクライアントがもっと増やしていかなければなりません。今は200社くらいなのですが、1000社は行きたいですね、最低でも。それを実現するためには、会社は20名体制になっていないと難しいと思っており、採用も進めていかないといけないですね 。

2020年の東京オリンピックの後、日本は不景気になると言われているじゃないですか。でも、こういった買取の分野は不景気に強いんです。新品じゃなくて中古を買おう。お金を作るためにいらないものを売ろう。そんな動きが活発になりますから。

2つ目は、業界内でのポジションの確立ですね。ウチのサイトを、『ホットペッパービューティー』とか『食べログ』とか、そういうポジションにしたいんです。美容室を開業したら、みんな多分、『ホットペッパービューティー』に登録すると思うんですよ。同じように、買取のお客さんを集めたいなら、ウチに登録しておこう。そう思ってもらえるようなサイトにしていきたいと思います。

3つ目は、先ほども言いましたが、「時流をつくる」ということですね。今はまだない新しい価値、新しい常識を、ウチの会社から発信していきたいです。そして、こんな思いに共感してくれる人たちと一緒に働きたいと思っています。

画像: ――最後に、これからの展望について教えてください

株式会社アトラクトエージェント

住所:東京都港区芝5-29-17 MY三田ビル8階
設立:2016年1月15日
代表:代表取締役社長 安岡 尚和
URL:http://attractagent.co.jp/

This article is a sponsored article by
''.