2019年4月1日に設立したばかりのSCHOP合同会社。社名にある「スコップ」には、「才能を掘り出す」という意味が込められているそう。アーティストマネジメント業、イベント制作業での経験を通じて、新人や才能あるタレントが発掘される機会が少ない業界構造に問題を感じ、同じ志を持つ仲間たちと会社を立ち上げた新谷氏。その熱い思いを語っていただきました。

SCHOP合同会社について

――SCHOP合同会社とは、何をされている会社なのですか?

SCHOP合同会社は、アイドル、アーティスト、声優、お笑い芸人、コスプレイヤー、ユーチューバーなどを起用したイベント企画制作、ラジオをはじめとするメディア番組企画制作などを行なっている会社です。サブカルを中心に新しいエンターテイメントを生み出したいと考えて設立しました。といっても、実は会社としては2019年4月1日に登記したばかりなんですけどね。

でも、僕をはじめ、社員全員が同様の仕事をずっとやってきた者ばかりです。多様なイベントを成功させてきた実績と業界内での信頼があります。契約の関係上、名前は出せませんが、みなさんも知っているようなアイドルグループやアーティストが出演するイベントに関わっています。その経験を生かして、今後は定員200~400名クラスのライブハウスでの音楽イベントを月2~3回、定員500~1000名クラスの野外イベント年2~3回、定員2000名クラスのアーティストライブなどを動かしていく予定です。

正直な話、これまでと同じ仕事をするなら、会社を立ち上げる必要はありませんでした。でも、やりたいことがあったんですよね。この業界は信頼が大切です。これまでと違う新しいことをやるなら、個人よりも会社のほうがいいだろうと考え、この度、合同会社を立ち上げることにしました。
 

――そこまでして、新谷社長が実現したいと思ったものは何ですか?

実現したいことは、「才能があって努力している人たちに、きちんとスポットライトが当たる環境を作ること」です。

僕は子供のころから音楽が大好きで、エンタメ業界に憧れていました。でも、大学卒業後に進んだのは人材業界で、一旦離れちゃったんですけどね。仕事に一区切りをつけて、次にやることを探していた時、縁あってエンタメ業界と関わることに。そこで僕が携わることになったのは、地下アイドルのプロデュースでした。

「地下アイドル」という言葉に明確な定義はないのですが、「メディアに出る機会のない、まだ日の当たっていないアイドルたち」と思ってください。数多くのグループが乱立している今、アイドル戦国時代などと叫ばれて久しいのですが、地下アイドルもいくつもの層に分かれているんです。イベントをやってもほとんど人が集まらない子たちもいるし、少ないけど固定ファンが付いている子たちもいます。

みんな、夢を追いかけて頑張っています。でも、よく言われる話ですが、努力が報われるとは限らない世界です。それは知っていました。しかし、僕が目の当たりにしたのは、想像を超えて過酷な現実だったんです。

顔はカワイイ。歌も上手い。ダンスパフォーマンスも素晴らしい。才能があって、努力もしている。にも関わらず、人気が出ない、名前が知られない。そんな子たちが本当に大勢いるんです。僕が夢を見ていたのかもしれませんが、才能があって努力をしている子は絶対に報われると思っていました。いや、報われるというストーリーを信じたかったのかもしれません。

でも、本当に報われないんですよ。どんどん追い抜かれていって消えていくんです。では、どんな子が追い抜いていくかというと、力のある事務所といった後ろ盾のある子なんですよね。

業界の構造として仕方がない一面はあると思います。そういう世界ですし、そういうものだと知ってみんな飛び込んでいますから。でも僕は、消えていった子たちがステージ裏で人一倍努力している姿、悔し涙をこらえられない姿を、この目で見ていますから。魅力あるコンテンツになりうる可能性のある子たちに手を差し伸べたい、そう思いました。

しかし、誰かの依頼でイベントを企画制作する立場、いわゆる下請けでは、できることは限られています。どうするべきか。そう思っていた時、同じような仕事をしている鳥丸と佐藤と出会うという縁がありまして。3人とも少しずつ分野は違ったのですが、同じ課題意識と思いを持っていることが分かったんです。

アイドルも、アーティストも、声優も、お笑い芸人も、コスプレイヤーも、ユーチューバーも、もっと評価されるべき才能を持っていても埋もれてしまっている現状を知って、僕たち3
人は「何かしなきゃ!」って思ったんですね。それで、自分たちの会社を立ち上げることになりました。

社名であるSCHOP(スコップ)には、「埋もれている才能を掘り起こす」という意味が込められています。素晴らしい才能たちに日の当たるステージを用意する。それが僕たちの使命であり、これから立ち上げていくすべての事業における考え方の原点になります。
 

描いているビジョンについて

――新谷さんが創りたい未来とは、どんな未来なのですか?

「評価されるべき才能たちが、スポットライトを浴びて、相応の評価を得られる未来」ですね。今よりもずっと、努力している人がきちんと報われるようにしたいと考えています。

そのために、今のエンタメ業界をどうにかしたいという思いは全然ないんです。多くのファンがついて、売上が生まれているということは、それだけの価値がある証で、人々から求められているものだと思いますから。ただ、新しい着眼点、評価軸の「場所」が業界の中に1つぐらいあってもいいんじゃないかと思うんです。そこは、才能に着目し、才能が評価される「場所」。それを作れたとき、それは僕たちの夢の到達点です。

でも、ただパフォーマンスを発表できる場所ではダメだと思っています。

絵画に例えてみましょう。有名な画家の作品が日本で公開されることになり、見に行ったとします。で、実際に作品を自分の目で見て、その価値をきちんと評価できるでしょうか。何かを感じられるかもしれないし、感じられないかもしれないですよね。そう、すべての人が豊かな感受性を持っているとは限りません。だから、その良さを「伝える」ことも必要だと感じています。その才能のすごさを翻訳して言葉にする。そんなメディアも作りたいですね。

SCHOPが創っていく未来、目指していく未来を、僕はそんな風に描いています。
 

ビジョンの実現に向けて

――ビジョンの実現に向けて、今はどう動かれていますか?

恥ずかしい話ですが、会社を立ち上げたばかりで、社員も3名ですから、今は5月と6月開催のイベント準備に追われているという状態です。SCHOPとしての実績を作っていかなければなりませんので、今は目の前の仕事を1つひとつ一生懸命に取り組んでいく…という段階ですね。

とはいえ、今の話だけではあまりにも寂しい内容になってしまうので、水面下で動かしていることとか、これからやっていきたいこととかを語ってもいいですか。

画像: ――ビジョンの実現に向けて、今はどう動かれていますか?

――わかりました(笑)。これからやっていきたいことを教えてください

ありがとうございます(笑)。
今、アプリを作っています。SCHOPが発掘した才能のライブ配信アプリです。まだ、企画段階なのでこれから練り上げていく部分もあるのですが、ただライブを視聴できるだけではなくて、評価や賞賛が発信者に伝わるような仕組みを取り入れる予定です。

イメージはストリートライブですね。たくさん集まってくれている。応援してくれている。一緒にリズムに乗ってくれている。CDを買ってくれる。そういった観客の反応が、ライブ発信者に伝わる仕掛けを作りたいんです。ファンの応援が一番のエネルギーになりますから。「いいね!」の数とか「コメント数」とかじゃなくて、もっとファンの心が伝わる仕掛けを実装したいです。アイデアはありますけど、今はまだヒミツです(笑)。

あと、これは本当に構想段階の話なのですが、「学校を作りたいね」と3人で話しています。といっても、よくあるタレント養成学校とは違うもので。セルフブランディング、セルフプロデュースの考え方やスキルを身につけられる学校をイメージしています。

ここ数年でSNSの存在感がぐっと高まってきましたよね。影響力も。個人での情報発信が容易にできる時代になりました。片田舎に住む1人の女の子が、全世界にライブ配信することもできます。つまり、セルフブランディングやセルフプロデュースが重要になってくるわけです。

でも、自分の長所を自力で知るって難しいじゃないですか。自分の長所を知り、長所を活かし、長所をどう見せていくか。そういうことを教えてくれる場所ってないんですよね。

僕は、人材ビジネスをやっていたこともあり、人は正しい教育と評価を得ることで、どんどん変わっていく姿を見てきました。その重要性も知っています。伸び悩んでいる人たちが一皮むける、そんなキッカケを作ってあげたい。そんな風に考えています。
 

SCHOP合同会社がこれから目指していくもの

――会社としての今後の展望を教えてください

「SCHOPが紹介する人のパフォーマンスは折り紙つき。見る価値・聞く価値、そして仕事を任せる価値もある」。多くの人たちから、そう思ってもらえるような存在になることですね。

僕たちが企画から関わっているイベント・ラジオ番組は間違いない。そう思ってもらえる実績を、今は1つずつ積み上げていくステージです。

この業界には、僕たちと同じような仕事をしている会社はいくらでもあります。では何で差別化を図っていくのか。僕は、実現したい夢じゃないかと思っています。

僕たちの会社は、本当にまだ歩み始めたばかりです。これから迷うこともたくさんあると思いますが、自分で描いたビジョンを大切に、未来へのコンパスにしていきたいと思っています。

画像: ――会社としての今後の展望を教えてください

SCHOP合同会社

設立:2019年4月1日
住所:東京都新宿区新宿2丁目12番13号
代表:新谷 優

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